（ブルームバーグ）： 米モルガン・スタンレーは、ベテラン社員のチン・チョウ、アンドルー・ホークヤード両氏の退職に伴い、アジアのプライベートエクイティー（ＰＥ、未公開株）部門を再編すると社内文書で明らかにした。

チョウ氏は35年にわたってモルガン・スタンレーに勤務し、アジアＰＥ部門を率いてきた。勤続24年のホークヤード氏は、最近まで同部門の最高投資責任者（ＣＩＯ）を務めている。同社の担当者１人が文書の内容を確認した。

それによると、モルガン・スタンレーは今回の経営陣交代に伴うチーム再編を進めており、中国に焦点を絞ったオンショアとオフショアの投資チームを１つの中国チームに統合することで、同地域における投資基盤の最適化を図るという。

2005年入社のジュン・シュー氏は、人民元建てファンド責任者としての現在の職責を拡大し、中国におけるＰＥ投資全般を指揮する。インドＰＥ部門の共同責任者を現在勤めるニラブ・メータ、アルジュン・サイガル両氏は、中国を除くアジアＰＥ部門の共同責任者に就任する。

原題：Morgan Stanley Reorganizes Asia PE Team After Senior Departures（抜粋）

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