宇宙の神秘的な雰囲気イメージ 12月にも地酒誕生 福島市飯野町 有志ら稲刈り
UFO(未確認飛行物体)を生かした地域づくりを進めている福島市飯野町の有志らは14日、町内の水田で酒造好適米「夢の香」の稲刈りを行った。醸造を経て、12月中旬にも宇宙の神秘的な雰囲気をイメージした、うすにごりの地酒が誕生する。 UFOの里づくり戦略プロジェクトの第1弾。飯野まちづくり研究会・地酒づくりプロジェクトチームの主催。住民や子どもたち、町商工会関係者らが参加した。 稲刈りに先立ち、飯野まちづくり研究会の阿曽隆一会長、UFOの里づくり推進委員長を務める木幡浩市長があいさつした。プロジェクトチームの佐藤利夫リーダーが概要を説明した。参加者は田んぼに設置された宇宙人の人形が見守る中、実りの秋を実感しながら稲穂を刈り取っていった。 地酒は宇宙空間に打ち上げた「うつくしま夢酵母」を使い、市内の金水晶酒造が仕込む。市によると、公募していた地酒名称には約2千件の応募があったという。
(県北版)