フジテレビ「相葉◎×部」のイベントに出演した相葉雅紀、えなりかずき（前列左から5人目と6人目）とTravis　Japan（前列脇）とアバンギャルディ（後列）　　

　嵐の相葉雅紀（41）が19日、東京・豊洲PITで、フジテレビの冠バラエティー番組「相葉◎×部」（土曜後4・30）のイベントに出席した。約2600人の観客の前で、2020年12月31日に嵐が活動休止してから約3年半ぶりとなる本格ダンスを披露した。 　番組内で誕生した「覆面振付バトル部」のイベント。Travis　Japanとダンスチーム「アバンギャルディ」がダンスバトルを繰り広げる中、ラストにサプライズが待っていた。 　進行役に徹していた相葉が「みんな、まだ見たい？」と呼びかけ、2組がトラジャの「夢のHollywood」をパフォーマンス。するとアバンギャルディが練り動くその陰から学ラン姿の相葉が登場。この日一番の歓声が上がった。世界でも活躍する実力派2組を従えた豪華な布陣。相葉は汗だくになりながら本気のターンやステップを披露した。 　練習は1カ月ほど前から始めていた。その期間を「3年半、振り付けを覚える脳が停止していたので大変でした」と回想。「練習していた時、嵐として踊っていた時のことがよみがえりました」と振り返った。 　嵐の活動休止前の最後のライブは無観客だった。それからグループでパフォーマンスを披露する機会がなく「ずっとお客さんの前に立ちたかった」と心境を吐露。そんな中で久々に黄色い歓声を浴び「夢みたいな時間です」と感無量の表情。涙を拭うシーンもあったが「これは汗です！」と否定していた。 　イベントを終えたばかりだが「またやりましょう！」と早くも次回開催に期待。同時に「（嵐の活動は）自分だけでは決められないがお客さんに喜んでもらえる方向になれたら」とグループ活動にも意欲を見せた。約3年半のブランクを乗り越え「（活動再開しても）いつでもいけます！」と堂々と宣言した。