パワハラで福岡・宮若市長に勧告 市の公平委員会が認定
福岡県宮若市の塩川秀敏市長(75)が職員に対し暴言を吐くなどのハラスメント行為をしたとして、複数の職員が市の公平委員会に職場環境の改善を申し立てた問題で、公平委が13日、塩川市長によるハラスメント行為を認定し、市長に是正勧告した。 公平委によると、塩川市長は他の職員の前で「役を務まらんやつは辞めるしかなかろう」と叱責。市職員の夫婦が同時に育休を希望したことに対し、人事担当者に「同時に育休を取る必要があるのか」と述べるなどしていた。 塩川市長は「私の言動がハラスメントになったことを率直に認め、深く反省し、職員に心からおわび申し上げる」とコメント。進退は「今後考える」とした。