【レポート】桐谷健太、佐野玲於、二宮和也ら登壇!ドラマ『インフォーマ』放送前日イベントが総視聴数135万の大盛況
■「スタッフさん、キャストの“1”がいっぱい合わさって、でっかい“1”になった作品です」(桐谷健太) 【画像】過酷なシーンの連続となる、佐野玲於(GENERATIONS)。「僕もドMかもしれないです(笑)」 ABEMAにて11月7日23時より放送開始となるオリジナルドラマ『インフォーマ -闇を生きる獣たち-』の放送前日プレミアイベントが、11月6日17時より開催。ABEMAでの生中継をはじめ、複数のSNSで配信された本イベントは、総視聴数が135万越えを記録し、大盛況となった。 本作出演の、桐谷健太、佐野玲於、莉子、池内博之、二宮和也と、原作・監修の沖田臥竜、企画・プロデュースの藤井道人、監督の逢坂元が登壇。会場のレッドカーペットを歩き約200人のファンの前に登場すると、会場は熱気に包まれた。 イベントでは、撮影秘話や、本作の主人公・木原慶次郎の役柄である、あらゆる情報に精通し社会を裏で操る謎の情報屋、通称“インフォーマ”にかけて、”自分だけが知っている他の出演者の情報”やエピソードを語るコーナーなどが行われた。 始めに、今作へ込めた思いを問われた原作・監修の沖田は「2年ぶりにABEMAを舞台に帰ってきました、今年は『インフォーマ』で締めくくってほしいなと思います」とコメント。続いて主演の桐谷は「祭りが始まりよったぞ!」と本ドラマの役である木原のセリフのように盛り上げたあと、「本日はお集まりいただきありがとうございます、スタッフ・キャスト一丸となってパワーのある作品が出来ました」と呼びかけた。続いて、佐野は「海外の撮影もさせていただいて、貴重な経験をさせていただいて、皆さんに届くことを心から願っています」と胸の内を語った。 さらに、今作から出演する莉子は「いよいよ明日からということで実感が湧いていないんですけど今日は皆さんに魅力をお届けできるように頑張ります」と意気込みを語り、池内は「明日から公開ということで緊張していますが、いろんな人に観てほしいです。僕は先に観させてもらいましたがめちゃくちゃ面白いです!」とコメント。続く二宮は「前作の面白さに圧倒され、酔い続けた『インフォーマ』に出させてもらえることは本当に光栄ですし、盛り上げていきたいなと思っていますし、自然に盛り上がっていく、それぐらい力強い作品になっていると思っておりますので楽しんでいただけたらと思います」と語った。 ■続編制作の裏話 原作・監修の沖田臥竜、企画・プロデュースの藤井道人、監督の逢坂元が続編制作の裏話を披露。沖田は「おかげさまで2月にNetflixで2位にを獲得し、これは1位にならないとということで、その流れのなかで動き出しました」と経緯を説明。藤井は「本作は(桐谷)健太、(佐野)玲於くんの熱量がすごくて、2位でうれしいねより、悔しいねが強かったので、健太、玲於くんにお願いしたことを覚えています」と当時を振り返った。 桐谷は「続編が決まる前、前作のキャンペーンのときに、玲於とラジオで続編をもしやるとしたら木原とポンコツが東南アジアを歩いてるのが目に浮かぶねんっていう話をしていたんですよ。そしたらタイで続編をやりませんか? って言われて『あのラジオ聴いてたの!?』と思ったんですよね」と熱量高く語るも、藤井に「(ラジオを)聴いてませんでした、すみません…」と言われてしまう場面も。しかし、沖田が「聴いてましたよ、僕は! 藤井さんもバンコクでポンコツ(佐野)が撃たれるシーンが観たいと言っていたんですよね」とすかさずフォローし、チームワークの良さを伺わせた。 ■撮影時のマル秘エピソードを語る また、撮影時のマル秘エピソードを聞かれた沖田は「新幹線が自由席からグリーン車になった。売れることってこういうことやねんなと思いました」とインパクトのあるエピソードを披露。藤井は「(佐野)玲於くん演じる三島をいじめたいって思い、沖田先生に言ったところ、そのようになりました(笑)」と語った。逢坂監督は思い出に残っているシーンとして「トゥクトゥクでのカーチェイスシーン」を挙げ、「日本では撮影できないようなスケールで地元警察のご協力のもと、大通りを封鎖して自由に撮影させていただき、力強い画が撮れたので楽しみにしてほしいです」とコメント。佐野はこれについて「思ったよりガタガタするのでいつ落ちるか不安だった。(桐谷)健太さんは身を乗り出したヤンチャな乗り方でドキドキしました」と撮影を振り返った。 桐谷は「地元の人も入らない川へのダイブシーン」について、「第2話で川にドボンするシーンでは地元の人も“え、君たち入るの? クレイジーだねえ”って」と言われたことや、「ニノと連絡を取り合っているときは、刑務所で刺青も入っているような人など50人くらいと撮った写真を送りました」とのエピソードを披露。二宮は「俺、これに出るんだよな!? 俺が受け持ってるパートこんな感じだったかな? と思いました」と当時を振り返った。 莉子は「佐野さん演じる三島のパンツシーン」を挙げ、「パンツ一丁で出てきちゃってバスローブで隠すシーンがあるんですけど、撮影で3回くらい繰り返していると全然隠せていなくてふたりで爆笑しました(笑)」と語り、佐野も「タイの暑さで麻痺していて隠す気もなくなっちゃって(笑)」と笑った。 池内は「僕と同じくらいの大きさのイグアナを発見した」そうで、「屋外での撮影待機中に携帯を見ていて、向かいにSUMIREちゃんがいたんですけど、ふと動きが止まったんですよ。そしたら衣装のラックがバサバサバサ! って倒れていて、観たらイグアナみたいな…なんだろうあれは。僕のSNSに載せているので後でみんな観てください(笑)」と海外ロケらしいエピソードを披露。 二宮は「夜から朝までのロケがあった際に、タイの撮影から帰ってきた皆さんのタフさに驚いた」そうで、「僕は夕方から朝にかけて撮影していたんですけど、まあ過酷なんですよ。人も多いしやっていることも危ないし。でもスタッフさんはタイのほうが全然辛いからねって、タイが、タイがって呪文みたいに言っていて。タイの過酷さを乗り越えたからこその日本パートの撮影というか、みんなが自信をもってやっている現場が気持ちよかったですね」と本作のキャスト・スタッフ陣のチームワークを絶賛した。 ■共演者の意外な一面やエピソードは? さらに、出演者の意外な一面を聞かれた沖田は、池内にずっと言えなかったことを告白。「池内さんとバンコクで初めて会った際に、プロフィールを知っていたんで『1976年生まれですよね?』って話しかけて、『沖田さんもですか!』ってやりとりがあったんですよ」「実は僕、2月生まれなんです、早生まれなので『内心1個上!』と思いつつ今まで言えずにいました」と語ると、現場には笑いが巻き起こった。 藤井は、沖田について「僕の『ポンコツ(佐野)を銃撃戦に巻き込ませたいんです』というひと言から爆速で本を書き上げてくださって、今の時代にタイムリーな内容になっているんですね。公開のときは、こうなっているんじゃないかという1.5歩先を読む力とスピード感で、1ヵ月もしないうちに小説の大元ができて、監督に渡せました」と感謝の言葉を口にする。 逢坂は「佐野さんには思いつく限り、ドブ川に落としたり裸にしたり、拷問したりとかいろいろやらせちゃったんですけど、ムチャ振りをやってもらいました。何かしらNGが出ると思ったんですけどすべて体現してくれました」と佐野を絶賛。佐野は「たぶん、(逢坂)元さんと藤井(道人)さんがめちゃくちゃドSで。でも、僕もドMかもしれないです(笑)」と話し、「前作でも良いチームワークで、そこの出会いが今に繋がっているというか。プライベートでもよくしてくださるスタッフさんもたくさんいらっしゃるので、信頼関係があるからできたのかな」と感謝した。 続いて桐谷は、二宮について「いつもご機嫌で手を振ってくれる。4年連続で仕事をしていて、しかも毎回11月、12月っていう年末のシーズンなんですよ。いろいろ役が違うんですけど、あらたなニノを観れたし、学ぶことが多かった。今回ハードスケジュールのなか演じてくれて、初めて観るニノを出してくれた。撮影が朝になって、違う現場に向かう際もすごくご機嫌な様子で『またね!』って手を振ってくれるんですよ。帰りの車でマネージャーと『すごいいい子やなあ…』と話していました」とコメント。二宮はこのことについて「楽しかったんでしょうね、現場が。もちろん時間帯を考えれば辛いのかもしれないですけど、いろんな人たちとお芝居できる環境をもらえるのは楽しいですよね、だから手を振って帰ったんでしょうね(笑)」と語った。そんな二宮は、座長・桐谷について「役者側がこう思ったんだってことを汲み取ってくれて、可能性がたくさんある現場でした」と振り返った。 池内は、池内演じる鬼塚拓真の手下・優吉を演じる兵頭功海についての情報を披露。兵頭はタイのリゾート地、プーケット行ったことがないと話しており、作品を撮影していたバンコクからは相当な距離があるため、池内は「いきなり(撮影に)呼ばれたりしたら戻ってくるの大変だよ!」と伝えたそうだが、プーケットに行っていたというエピソードを話し、会場が笑いに包まれた。 莉子は、桐谷について「タイは暑いので室内を涼しくすることがサービスとなっているんですけど、ご挨拶しかしたことないときにロケバスで『大丈夫、莉子ちゃん、寒くない?』と声をかけてくれて。それを毎回室内に入るたびにしてくれていたんですよ、本当にかっこいいなって」とコメント。 二宮は、大先輩・高橋和也との共演を挙げ、「大先輩の高橋和也さんと同じ事務所にいたんですけど、同じ漢字なので事務所の人間から『かずや、かずや』って言われていたんですよ」「『俺はかずなりなんだけどな』って思っていたら亀梨が入ってきちゃって、亀梨は「かずや」なんですよ」「かずやとかずやに挟まれて、オセロだったら僕もかずやになっちゃうから(笑)会ったら言ってやろうと思っていたんですけど、いざ会ったら『頑張っているか?』と聞かれて『頑張ってます!』としか言えず…。和也”大”先輩と、森田剛“中”先輩とお芝居の仕事で会えるのは光栄で貴重でしたし、うれしかったですね。いろんな話をさせていただきました」と貴重なエピソードを語った。 ■視聴者へメッセージ 最後に、視聴者へメッセージを聞かれた沖田は「自信もってここに座っています。反響次第でいつでも次のスタートを切れるように考えていますので、皆さん応援お願いします」と語り、藤井は「逢坂監督に『悔しいくらいめっちゃ最高!』ってメッセージを送りました。笑ってハラハラして最高なエンターテイメントが出来たと自負しています、ぜひ作品を応援していただけたらと思います」とコメント。 佐野は「前作に引き続きパワーアップした作品に参加させていただけて、こんな経験はなかなか人生でできないなと思いますし、豪華なキャストさんやスタッフの皆さんとの出会いに感謝してこれからも頑張っていきたいと思いました。たくさんの人に届くといいなと思っています、力を貸してください」と呼びかけた。 続いて、莉子は「4話まで観たけど目が話せない展開が続くので、ひとりでも多くの方に届くといいなと思います」とコメント。池内は「明日から始まりますが冗談抜きにめちゃくちゃ面白い作品になっています。5話、6話と核心に迫っていきますし、後半まで見逃せないのでぜひ楽しみにしていてください」と語った。 二宮は「こういうジャンルが苦手な方って、一定数いると思うんですけど、目にしたくなくても目がいってしまう作品だと思いますし、作品の内容も見たくなくても見えてしまういびつな闇と言いますか、それを皆さんが体現していますし、誰がどうなっているのかっていうことを追うだけでも非常に見応えがあると思いますので、ぜひ観ていただけたらと思います」とコメント。 逢坂は「ふだん映画とかドラマを観ない人にも届きやすい作品になっていると思うので、飽きない仕上がりになっています。1話だけでも観ていただいたら”沼る”と思いますのでぜひ応援よろしくお願いします」と語り、最後に桐谷は「前作も観ていただきたいんですけど、観ていない方でも今作を楽しめる作品になっています。前作を観てから今作観ていただくのもいいですし、今作を観てから前作観ていただくのも面白いと思います。そしてみんなが主役というか、どのキャラクターのスピンオフもできるくらい、魅力的な人物が勢揃いしてこの作品は出来ています。スタッフさん、キャストの“1”がいっぱい合わさってでっかい“1”になった作品です。すごいパワーとエネルギーのある作品なので、まず第1話を観てください!」と呼びかけた。 (C)AbemaTV,Inc. 番組情報 ABEMA オリジナルドラマ『インフォーマ -闇を生きる獣たち-』 11月7日(木)スタート 毎週木曜23:00~ ※全8話 キャスト:桐谷健太、佐野玲於(GENERATIONS)、莉子、SUMIRE、兵頭功海、一ノ瀬ワタル、北香那、二ノ宮隆太郎、般若、大島涼花、遠藤雄弥、伊藤白馬、安井順平、渡辺いっけい、豊田裕大、MEGUMI、山中崇、高橋和也、山田孝之、森田剛、池内博之、二宮和也 原作・監修:沖田臥竜「INFORMA II -Hit and Away-」(サイゾー文芸部 刊) 企画・プロデュース:藤井道人 監督:逢坂元 林田浩川 川井隼人 脚本:酒井雅秋 澤口明宏
THE FIRST TIMES編集部