さっぽろテレビ塔、上部塗り直し 8月末まで 営業は通常通り
札幌のランドマークとして親しまれている「さっぽろテレビ塔」で11年ぶりに補修工事が進んでいる。上部をネットで覆い、8月末まで防さび作業を進める。展望台は覆わず、他の施設も通常通り営業する。運営会社のさっぽろテレビ塔は本年度にも、テレビ塔を国の登録有形文化財に申請する方針で、今後も末永く愛されるための動きが進む。
工事は3月中旬に始まった。資材の落下や粉じんの飛散を防ぐため、高さ90メートルにある展望台を除き、60メートルの電光時計上部から先端のアンテナ下部の128メートルまでがネットで覆われる。 前回は2013年3~6月に全体を塗装した。塗料の性能が向上し、さびづらいことなどから、今回は風雪の影響で激しくさび付いている上部のみ、さびをはがして塗料を塗り直す。総工費は非公表。