福津にクレープ専門店新店 半年かけ開発したモチモチ生地使う
クレープ専門店「Crepe Guider(クレープガイダー)」(福津市西福間3)が12月6日、オープンした。(宗像経済新聞) 【写真】店内に並ぶクレープ(写真提供=Crepe Guider) 飲食店「Hi×スタ」(中央6)で一緒に働いていた店主の宮原大輝さんと「クレープ店を開くのが夢だった」という店長の大谷典子さんが出店した。大谷さんが退職後、不動産管理会社「宗像地建」社員と宮原さんが知り合いだったことから、さまざまな縁とタイミングが重なり開業を決意したという。 店名の「ガイダー」は「けん引する、導く」などを意味するフランス語。キッチントレーラーで営業するため「けん引」できることや「クレープを食べに来てくれた方を幸せに導きたい」との意味を込めたという。 宮原さんによると、試行錯誤し半年かけて開発したモチモチ食感のクレープ生地は、国産小麦を使い、小さな子どもでも食べられるよう「食材の質」と「味」にこだわったという。生クリームは毎日独自のブレンドで作った物を使い、「しっかり甘くて濃厚ながらも重たくない」(宮原さん)のが特徴。 大谷さんのお薦めは、モンブランケーキがクレープの上に載っているかのような見た目の「モンブラン生クリーム」(850円)、大手カフェチェーンと同じチョコレートソースを使っているという「チョコバナナ生クリーム」(650円)。「半熟卵&ツナマヨ」(700円)、「照り焼きチキン&クリームチーズ」(800円)などの総菜系も10種類以上用意する。好みでトッピング追加(50円~)にも対応する。 ドリンクは、「Withcoffee」(中央6)とコラボしたオリジナルブレンドの「オリジナルコーヒー」(450円)、コストコ再販店で販売する「今週のスープ」(350円)、バナナと牛乳だけで作った「バナナスムージー」(450円、以上クレープとセットで50円引き)など約10種類を用意する。 宮原さんは「これまで福津市内にはクレープ専門店がほとんどなかった。ここに来て日常の中に安らぎや癒やしを感じてもらえたら。子どもから大人までクレープを食べて喜んでもらい、福津市を盛り上げたい」と笑顔を見せる。 営業時間は11時~17時30分。火曜定休。
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