松川中学校 吹奏楽部が初の全国舞台へ 日本管楽合奏コンに出場 音源予選突破し【長野県松川町】
長野県松川町松川中学校の吹奏楽部(部員数15人)が、10日に東京の尚美バリオホールで開かれる「第30回日本管楽合奏コンテスト全国大会」の中学生S部門(3~15人)に出場する。同部初の全国舞台となる。部を代表して3年生の部長(15)ら部員6人が8日に町役場を訪れ、黒澤哲郎副町長らに意気込みを語った。 より多くの演奏機会を求め、初めて参加したコンテスト。音源のみで行われる予選審査に向け、夏休みに伊那文化会館で録音した。全国から応募がある中、見事に予選を突破し、同ホールで演奏できる16校に選ばれた。 部長は「3年間、コンクールで1度も次のステージに進めなかったので、本当にうれしかった」、副部長(14)は「驚きが大きかったけれど、全国の舞台で演奏できるワクワク感が湧いてきた」と、出場が決まった時を振り返った。 直前に迫る大会に向けて部長は「練習の成果を発揮し、部員15人で奏でる『松中サウンド』を全国の舞台にしっかりと響かせてきたい」と力を込めた。