センバツ中止 「残念 やむを得ない」 尽誠学園が会見 /香川
選抜高校野球大会の開催中止が決定したことを受け、尽誠学園は11日、善通寺市の同校で記者会見を開いた。白井良尚校長と野球部の西村太監督が会見に臨んだ。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 会見で白井校長は「中止は非常に残念ではあるが、やむを得ない決定だ」と述べた。西村監督は「開催を信じて準備してきたので、選手たちのショックは大きい。一人一人の思いを聞いて、心のケアをしっかりしていきたい」と話した。 菊地柚主将(2年)は「とても残念。18年ぶりの校歌を全員で歌いたかった。気持ちを切り替えるまでに時間はかかると思うが、応援してくださった方々のためにも絶対に夏、(甲子園に)行きます」とコメントし、悔しさをにじませた。 尽誠学園は5日から、センバツ開催に向けて選手24人を集め、練習を再開していた。今後、寮生の選手たちは保護者と相談の上、再び自宅で待機する予定という。【喜田奈那】