あきる野で「花まつりオリエンテンプリング」 東秋留地区の8カ寺巡る
秋川仏教会東秋留地区寺院が主催するスタンプラリー「花まつりオリエンテンプリング」が、お釈迦(しゃか)様の誕生日の4月8日に開催される。(西多摩経済新聞) オリエンテンプリングとは、オリエンテーリングと英語のテンプル(寺)をかけ合わせた造語。30年余り続くイベントで、コロナ禍で中止してきたが、4年ぶりに開催する。 「花まつり」は灌仏会(かんぶつえ)と言われ、華やかな花御堂に安置した誕生仏に甘茶をそそぐことで仏を供養し、子どもたちの健康を祈る行事。釈迦が誕生した際、天から神々が降りてきて祝福のために甘露の水を注いだという経典の説示に由来する。 当日、あきる野市の東秋留地区の廣済寺、玉泉寺、普門寺、地蔵院、慈眼寺、宝清寺、法林寺の7カ寺を巡り、ゴールの西光寺に着いた参加者に記念品を進呈する。行程は7キロほどで、徒歩3時間。移動手段は問わない。 主催者は「各自のペースで春ののどかな風景を楽しんで」と参加を呼びかけている。
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