2000人のコスプレイヤーが名古屋の繁華街でパレード
「世界コスプレサミット2014」のコスプレパレードが3日、名古屋市の繁華街・大須で行われ、約2000人のコスプレイヤーたちが集まった。朝から小雨が降る蒸し暑い中、受付会場である大須観音の境内では楽しそうに記念撮影や交流をする姿が見られた。
同イベントの一環として2日、世界一のコスプレイヤーを決める「チャンピオンシップ」が開催された。コスプレパレードでは、チャンピオンシップに出場した22ヵ国の代表チームが大須の商店街を練り歩き、コスプレ姿をお披露目。商店街には、アニメやゲームのキャラクターになりきるコスプレイヤーを一目見ようと集まった多くの人たちで花道ができ、にぎやかなパレードとなった。 優勝の座に輝いたロシア代表は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の綾波レイと渚カヲルのコスプレで登場。ほかの各国代表も「ONE PIECE」や「進撃の巨人」などのキャラクターのコスチュームに身を包み、笑顔を振りまいた。約2000人の一般コスプレイヤーたちもあとに続き、自慢のコスプレ姿を披露した。
一般のパレードに参加したのは、毎年参加している常連コスプレイヤーから、「初めてコスプレしました!」という初々しいコスプレ初心者までさまざま。コスプレの題材も多彩で、「黒子のバスケ」「化物語」「魔法少女まどか☆マギカ」といった人気アニメをはじめ、「紅の豚」「魔女の宅急便」などのジブリアニメ、話題の「アナと雪の女王」のキャラクターのほか、ふなっしーまで登場。子どもから大人まであらゆる客層が楽しめるイベントとなった。
今大会で第12回を迎えた世界コスプレサミットは、史上最多となる22カ国44人が参加。期間中は名古屋市内の各地でイベントが行われ、3日、大盛況のうちに閉幕した。