頭皮が清潔で健やかであれば「ハゲにはならない」 株式会社ルチア代表取締役・東田雪子
黒木瞳がパーソナリティを務めるニッポン放送「黒木瞳のあさナビ」(3月26日放送)に株式会社ルチア代表取締役の東田雪子が出演。頭皮ケア、育毛について語った。
黒木瞳が、さまざまなジャンルの“プロフェッショナル”に朝の活力になる話を訊く「黒木瞳のあさナビ」。3月25日(月)~3月29日(金)のゲストは株式会社ルチア代表取締役の東田雪子。2日目は、禿げを防止する頭皮の洗い方について― 黒木)東田さんの『日本人 手間とお金をかけてハゲになる』という本がありますよね。手間とお金をかけて禿げてしまうのですか? 東田)そうですね。実感です。 黒木)どうしてですか? 東田)髪の毛が生えてくるときは、顔の産毛と同じ状態、透明な状態で生えてくるのです。その状態の髪の毛がきちんと育つ環境を守っていれば、ハゲません。つまり、頭皮の毎日のお手入れが大切なのですが、皆さんシャンプーの方法をわかっていらっしゃらないのです。シャンプーというのは毎日生まれる頭皮の垢をこすり落とすものです。毎日出る垢を洗い流すと、頭皮がいつも清潔で健やかになる。そういう頭皮では髪の毛がきちんと育ちます。それだけでいいのです。 黒木)シャンプーは30秒でいいと聞いたことがあります。 東田)そうなのです。頭皮は顔の延長なので、肌にもよい成分でつくられたシャンプーを使うのが絶対条件です。原液のまま頭皮のところどころにつけて、5本の指の腹で大きく洗えば頭皮の表面の垢が落ちます。私なんか20秒も洗わないです。 黒木)シャンプーの回数の理想は? 東田)毎日です。表面の角質は毎日剥がれ落ちます。しかも頭皮の皮脂は肌の皮脂と違い、ちょっと大きいものが出ますので、皮脂汚れもあるわけですね。これが重なってしまうと髪が育ちにくい。だから毎日生まれた垢は、毎日こすり落とすのが理想です。 黒木)30秒以内にシャンプーで擦り落とすのですね。 東田)はい。そのあとコンディショナーで人工の保護膜をつくってしまえば、皮脂は「もう自分が働かなくてもいいんだ」となるわけです。だからシャンプーとコンディショナーを正しく使えば……。 黒木)遺伝でもない限りは、男性ホルモンでもなく汚れでもなく、毎日正しくシャンプーすればいい。 東田)お客様の話を聞いていると「嘘でしょ、そんなにお金をかけて、いまハゲなの?」と思ってしまう方がたくさんいるので……。 黒木)だから最新刊『日本人 手間とお金をかけてハゲになる』を出されたのですね。 東田)そうです。「こんなことをしなくても大丈夫なんですよ」と知っていただきたくて。でも、このタイトルはちょっとインパクトが強すぎますかね。