フェイエノールトがPK戦を制した(Getty Images)

[8.4 蘭スーパー杯 PSV 4-4(PK2-4) フェイエノールト] 　フェイエノールトのFW上田綺世が4日、オランダ・スーパーカップのPSV戦に途中出場して1アシストを記録した。チームは4-4で突入したPK戦を4-2で制して勝利。上田はPK戦で2人目のキッカーを務め、成功した。 【動画】上田綺世がPK戦で強烈キック 　フェイエノールトの今季最初の公式戦は打ち合いとなった。2-1の1点リードで試合を折り返すも、後半20分までに3-3となる。同点の中、上田は同24分からピッチに入った。 　すると入ってすぐの後半27分、上田が勝ち越し点をアシストした。フェイエノールトがゴール正面やや遠い位置でFKを獲得。変化をつけて左サイドのDFダビド・ハンツコに渡ると、低い弾道のクロスを送る。これをファーサイドの上田が右足インサイドで折り返し、そのボールをMFアントニ・ミランボが押し込んでゴールネットを揺らした。 　ところがチームはその後失点し、4-4でPK戦に突入。先攻・PSVの2人目のキックをGKティモン・ベレンロイターが止めた直後、後攻のフェイエノールトは2人目のキッカーとして上田が登場した。プレッシャーがかかる中、上田はゴール左に力強く蹴り込んで成功した。 　PSVは2人が失敗した一方、フェイエノールトはキックを務めた4人全員が成功。PK戦を制してタイトルを獲得した。