【AT】清宮がゲイブとの前哨戦で再び流血…30万円募金の拳王も「能登の人、元気になんのか?」
<ALL TOGETHER:札幌大会>◇15日◇北海道立総合体育センター・北海きたえーる 日本プロレスリング連盟設立第2弾大会「ALL TOGETHER(AT)札幌大会」が15日、北海道立総合体育センター・北海きたえーるで行われ、セミファイナルで「オール・レベリオン」の清宮海斗&拳王&アレハンドロが、「BC WAR DOGS」のゲイブ・キッド&デビッド・フィンレー+「グッド・ルッキング・ガイズ」のYO-HEYと6人タッグで対戦した。 この試合は16日ノア横浜BUNTAI大会で行われるGHCヘビー級王座戦「王者・清宮海斗VS挑戦者ゲイブ・キッド」の前哨戦でもある。ゲイブは徹底して清宮をターゲットにして痛めつけ、9日のノア後楽園大会で流血させた頭の傷から再び血を流させた。 しかもゲイブは清宮の目の前でアレハンドロにパイルドライバー3連発。さらに清宮につばを吐きかけてから、ダメ押しのレッグトラップ・パイルドライバー(相手の片足を抱えるパイルドライバー)をアレハンドロに見舞った。のびてしまったアレハンドロを見て、レフェリーが試合を止め、ゲイブらの勝利が決まった。 試合後、清宮は激怒。「テメー覚悟しろよ。あんな汚え野郎にな、このベルト(GHCヘビー級王座)は絶対に触れさせねえ。オレがノアを守る! 明日、横浜BUNTAI、アイツの今までのこの全部、あの悪行、精算して、アイツの首をへし折ってやる、覚悟しろ!」と叫んだ。 能登半島復興支援のため、自らのコスチュームを売却して得た30万円を募金した拳王も「クソー、この大会はな、『ALL TOGETHER』だろ、お前! 地震で苦しんだ人に力と勇気を与えるんだろう! オイ、ふざけんじゃねえぞ、お前! こんな戦いで、能登の人、元気になんのか? なめんじゃねえぞ! 俺はな、今日しっかり能登の人のために戦ったつもりだ。ふざけんなよ、オイ!」と怒りが収まらない様子だった。