山川穂高のFA人的補償は? ソフトバンクのプロテクト28人を徹底予想
埼玉西武ライオンズからフリーエージェント(FA)権を行使した山川穂高内野手が、福岡ソフトバンクホークスへの移籍を決断。山川はFA制度のAランクに該当するとみられており、西武はソフトバンクに「金銭補償のみ、または人的補償の選手1名+金銭補償」を求めることができる。ここでは、ソフトバンクのプロテクトリスト28人を予想した。 【表】ソフトバンクのプロテクトリスト予想一覧
【投手:13名】
有原 航平 大関 友久 藤井 皓哉 大津 亮介 津森 宥紀 又吉 克樹 甲斐野 央 松本 裕樹 田浦 文丸 板東 湧梧 東浜 巨 石川 柊太 和田 毅 まずは、投手のプロテクト予想。実績のある13名を選出した。 チームトップの10勝を挙げた有原航平、開幕投手を務めた大関友久など、先発の柱となる投手は当然プロテクトされるだろう。先発、中継ぎとあらゆる役割をこなした藤井皓哉も外せない存在といえる。 リリーフ陣では勝ちパターンの一翼を担う津森宥紀、又吉克樹、甲斐野央、松本裕樹の4投手に加え、来季から先発転向の大津亮介、貴重な左腕の田浦文丸、今季30試合に登板した板東湧梧を選出した。 今季は6勝にとどまったが、昨季は2桁勝利を記録した東浜巨、チーム最多の23試合に先発登板した石川柊太といった実力者もプロテクト入りを予想。 来季で43歳を迎える大ベテラン・和田毅は、高齢のためプロテクト外とする声もあるが、西武は内海哲也などベテラン選手を人的補償で獲得した経験がある。今季8勝を挙げた和田の流出は、戦力的にも大きな痛手となるため、プロテクト入りを予想した。
【捕手:2名】
甲斐 拓也 谷川原 健太 続いて、捕手からは2名をリストアップした。 正捕手を担う甲斐拓也は、当然プロテクトされるだろう。今季61試合に出場した谷川原健太は、外野手としても起用されるなど貴重な戦力に。来季は「捕手一本化」が明言されており、勝負をかけるシーズンとなりそうだ。 そのほか、嶺井博希や渡邉陸などもプロテクトしたい存在だが、人数の関係でやむなくリスク外となった。 また、西武では絶対的な正捕手は不在も、古賀悠斗や柘植世那が台頭。今オフには炭谷銀仁朗を獲得したことを踏まえると、捕手を狙ってくる可能性は低く、プロテクトは一軍に欠かせない2選手までとした。