福島市こむこむ館の高橋俊英館長

　「福島キッズ AUTO SALON（オートサロン）－次世代に自動車に関する技術を伝えよう－が4月21日、文化施設「福島市こむこむ館」（福島市早稲町、TEL 024-524-3131）で開催される。対象は中学生以下。（福島経済新聞） 　実行委員会とジーイングテクノエンジニアリング（下鳥渡）、チーム「車で遊ぼう！」、同館が共催する。開催のきっかけについて、館長の高橋俊英さんは「自動車をテーマにした催し物は市内に少なく、特にキッズ向けはあまりない。地元企業とのコラボで何かやりたいと思った」と話す。 　コンペティションカーサービス、Snap-on（スナップオン）、Bande（バンデ）、一般社団法人日本自動車連盟福島支部、Ezycafe Anya（イージーカフェアーニャ）、Kikos coffee&beerなど、福島市内の企業・団体・飲食店や、トヨタモビリティパーツ福島支社、アサカ塗料商会（以上、郡山市）など県内の企業が協力する。 　当日は、レーシングカーF4マシンや「日産 TAISAN GT-R」「スカイライン 32GT-R」「フェラーリ F12」「マクラーレン 570S」「フェアレディZ」など国内外製自動車の乗車撮影会、警察官、白バイ・パトカー撮影会、現役レーシングドライバーの平手晃平さん率いるチーム「車で遊ぼう！」による、ミニ四駆を作ってコースを走らせるミニ四駆体験、工具体験、板金体験、ハンマーを使った車のガラス割り体験（保護者限定）、ミルク原料の水性ペイントを使った塗装体験、塗り絵缶バッジ作り、運転免許証に似た顔写真入りカード作りなどを予定する。ほかにも、ドリンクやスイーツを販売するキッチンカーも出店。「『日産 TAISAN GT-R』は全日本ツーリングカー選手権グループAで優勝・上位入賞した実車。普段乗ることができない貴重な車が集まる」とも。 「このイベントは地元自動車関連企業の協力で実現できた。自動車に関する技術を子どもたちに体験してほしいと、地元企業同士のつながりで集まってくれた。素晴らしい技術と熱い思いを持った企業ばかりなので、子どもたちが楽しく体験するのはもちろん、保護者も思いに触れてもらえれば」と高橋さん。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　開催時間は9時30分～16時。入場無料。