「出オチ要員の芸人はいらない」SASUKE “非肉体派芸人” 参戦に批判とオワコンの声
番組初となる12月25日のクリスマス放送が決定した『SASUKE』。TBSを代表する大型特番は今回で42回目となり、すでにパリ五輪金メダリストやプロ野球ホームラン王などの出演が発表されている。放送を前に早くも注目を集めることになったのだが、一方で「お笑い芸人の出場」に対する批判の声も少なくない。 【写真】芸人からYouTuberまで、賛否の面々が揃った『SASUKE2024』出場者 今回の大会には、やす子やマヂカルラブリー・野田クリスタル、『キングオブコント2024』優勝者のラブレターズ・塚本直毅、初出場のチョコレートプラネット(長田庄平・松尾駿)らが名前を連ねている。
「見るだけ無駄」
「昨年の第41回大会でも、モグライダーのともしげさんや霜降り明星といった、スポーツとは縁のなさそうな芸人が参加しました。とはいえ、ファーストステージをクリアした芸人はゼロ。元自衛官という異色の経歴を持つやす子さんや、野田さんなどのマッチョ芸人ならまだしも、肉体派のイメージがない芸人の出場には批判の声があがるのも無理はありません」(テレビ誌ライター) ネット上では、 《出オチ要員の芸人なんていらないでしょ》 《真面目に努力して出場する一般選手に対して失礼だよね》 《クリアできそうにない芸人出す必要ある?見るだけ無駄》 などの厳しいコメントが相次いでおり、番組企画とはいえ、伝統あるスポーツ大会とお笑い芸人の組み合わせに対する拒否感の強さが浮き彫りとなっている。 大会公式サイトでは今回の出場者を見ることができ、エントリーNo.1には有名選手を差し置いてKOC覇者の塚本直毅が掲示されている。KOCといえば、『SASUKE』と同じくTBSが放送するお笑いコンテスト。トップバッターを塚本が飾る点から見ても、芸人重視の兆候がうかがえるのではないか。 『SASUKE』には芸人以外にもさまざまな肩書を持つ出場者が目立ち、今回も大会出場が板についてきたSnow Manの岩本照や、父親になって初めて登場するYouTuber・HIKAKINの名前が。肉体派タレントの出場は視聴率の面からみても一定の評価を受けているものの、批判コメントの中には《素人でもいいからガチ勢だけでやってほしい》という声もある。 「芸人の出場で批判を招いた『SASUKE』ですが、番組史上初の世界大会と銘打たれた今年8月の『SASUKEワールドカップ2024』では、芸人枠が用意されませんでした。大会には世界5か国・35人の精鋭が集結し、日本からは完全制覇者のサスケくんこと森本裕介さんやケイン・コスギさん、岩本さんらおなじみの面々が出場。世界照準の大会として“ガチ開催”する際は、肉体派タレントは招集しても芸人は入れないスタンスなのかもしれないですね」(前出・テレビ誌ライター) 『SASUKE』を“オワコン化”させないためにも、芸人たちが出オチにならない結果を残してくれることに期待!