刀剣乱舞「江雪左文字」の等身大の像 福山城公園で完成
福山市西町の福山城公園プロムナードに、刀剣を擬人化した人気ゲーム「刀剣乱舞オンライン」のキャラクター「江雪左文字(こうせつさもんじ)」像が完成し、2日、除幕式があった。 【写真】刀剣乱舞「江雪左文字」の等身大の像(アップ画像あり) 完成した青銅の像は、ほぼ「等身大」の高さ187センチ、幅133センチ。けさとよろいを着て刀を手にした男性が、長髪と衣装をなびかせている。 近くのふくやま美術館は国宝の太刀「江雪左文字」を所蔵する。食品容器製造のエフピコ(曙町)を創業した故小松安弘さんのコレクションの一つで、妻の啓子さん(87)が市に寄贈。今回、銅像の制作費も寄付した。長男の小松毅至さん(59)は「福山市に人が集まり、活気のあるまちになる一助になれば」と話した。 除幕式で枝広直幹市長は「全国から大勢の人がコレクションを見に来てほしい」とあいさつ。集まった約300人のファンと完成を祝った。高知市から来た看護師の森下真衣さん(27)は「着物のラインが流れるようにきれい」と見入っていた。
中国新聞社