インディ500、予選10番手の佐藤琢磨「トップ10に入れたことを本当に嬉しく思う」
インディアナポリスで開催されている第108回インディ500の予選で、佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、10番グリッドを獲得した。 佐藤はインディ500の予選1日目に9番手の平均速度を記録し、予選2日目に進んだ。4ラップの平均速度を競う予選は2日目にトップ12、そして上位6名のファスト6と進んでいくが、佐藤のアテンプトは暫定3番手となった。 ただその後ライバルたちに上回られていき、トップ6からこぼれ、ファスト6進出の可能性は無くなった。そして最終的に佐藤は10番手で予選を終えた。 予選後に佐藤は、トップ10に入れたことを喜んでおり、チームが素晴らしい仕事をしてくれたとコメントを寄せた。 「チームにとって素晴らしい1日となりました。もちろん、レーシングドライバーとしてはより上位を狙いたくなるので、トップ6に入りたかったところですが、自分たちがこれまでどこにいたか、そしてどこにいるかを考えれば、今日の結果を喜んでもおかしくないでしょう」 「75号車のクルーは今日も申し分のない仕事をしてくれたほか、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの全エンジニアも冬の間から目覚ましい働き振りを見せてくれたので、75号車がトップ10に入れたことを本当に嬉しく思います」 「これでインディ500を巡る戦いの前半が終わったので、ここからはレースに向けたまったく別の戦いにフォーカスすることになります。最初の週はグループランやレースセットアップを一切行なえなかったので、月曜日のプラクティスを本当に楽しみにしています」
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