令和5年度北海道戯曲賞、大賞は七坂稲「迷惑な客」
令和5年度希望の大地の戯曲賞北海道戯曲賞の最終審査会が3月11日に行われ、大賞に七坂稲「迷惑な客」が輝いた。 令和5年度北海道戯曲賞の最終候補に挙がった5作品 北海道戯曲賞は全国に門戸を開き、次代を担う劇作家や優れた作品の発掘、そして北海道内での演劇創作活動の活性化を図るために実施されている戯曲賞。第10回となる今回は、応募総数141作品の中から1次審査に5作が通過し、最終審査会で大賞と優秀賞が選ばれた。優秀賞を受賞したのは、鈴木アツト「犬と独裁者」。審査員には、毛皮族の江本純子、ミナモザの瀬戸山美咲、ピチチ5の福原充則、劇団チョコレートケーキの古川健、サンプルの松井周が名を連ねた。 大賞を受賞した「迷惑な客」は、令和7年度に北海道札幌市内で上演される。なお、令和4年度の大賞受賞作、ごまのはえ作「チェーホフも鳥の名前」は8月に北海道札幌市内で上演を予定している。