「土砂崩れで道が塞がれている」のり面が幅70m崩落、ガードレールなくなる…大分県佐伯市の県道
23日午前5時40分頃、大分県佐伯市直川横川で、「土砂崩れで道が塞がれている」との通報が県警佐伯署にあった。 【写真】「線状降水帯」発生した鹿児島県で土砂崩れ、車2台巻き込まれる(21日午前)
県佐伯土木事務所によると、県道脇ののり面が高さ約40メートル、幅約70メートルにわたって崩落し、ガードレールが一部なくなっていた。土砂や樹木で押し流されたとみられる。けが人の情報は入っていないという。撤去の見通しは立っておらず、同事務所は通行止めにしている。
現場では、土砂崩れの起点とみられる山側の斜面の一部がえぐれ、茶色い土がむき出しになっていた。
現場近くに住む建設会社の男性社員(65)は、同日午前5時過ぎに知人の連絡で土砂崩れを知ったといい、「平日は通行量が多い道路なので、巻き添えになる人がいなくてよかった」と話していた。