酸欠少女さユりが逝去、28歳 公式Xで夫が報告「どうかさユりさんが産んだ愛を変わらず受け取って」
シンガー・ソングライターのさユりさんが9月20日に死去したことが、さユりさんの公式Xで9月27日に発表されました。28歳でした。 【動画】さユりさんが産んだ愛 2024年3月にさユりさんとの結婚を発表した音楽ユニット「ミセカイ」アマアラシさんの署名入りの文書画像でさユりさんの逝去を報告。遺族の意向により葬儀は親族と関係者で既に終えたとし、「さユリに対する生前のご厚情に心より感謝申し上げますとともに、皆様と心からご冥福をお祈りしたいと思います」と悼みました。 続けて、報道関係者に向けては、家族や親族の深い悲しみに配慮し、取材などを控えるよう呼び掛け。また、生前フリーランスとして活動していたさユりさんのファンレターなどはライブ制作会社宛てで受け取っていましたが、弔電などは辞退するとしています。 さユりさんの死因は明かされていませんが、アマアラシさんのXでは「彼女は持病と闘い続けた」とつづられており、「どうかさユりさんが産んだ愛を変わらず受け取って欲しい、そして受け取ってもらえたのなら抱え共に生き抜いて欲しいです」と呼び掛けています。 突然の訃報にファンからは、「言葉が出ないです… また歌声を聴かせていただけると思っていただけに…」「ヒロアカの主題歌で知りました 未だに航海の唄好きでよく聴いています ご冥福をお祈りします」「中学生の時にお世話になった神田沙也加、黒崎真音、酸欠少女さユりがもう全員この世にいないの悲しすぎるし早すぎる」など悲痛な声があがりました。 さユりさんは、名前の前に「酸欠少女」を冠して活動。メジャデビューを果たした1stシングル「ミカヅキ」はアニメ「乱歩奇譚 Game of Laplace」のエンディングテーマ。2ndシングル「それは小さな光のような」がテレビアニメ「僕だけがいない街」のエンディングテーマに起用されるなど人気に。 最近では、アニメ「リコリス・リコイル」のエンディングテーマ「花の塔」も手掛けましたが、2024年7月に機能性発声障害と診断されたことを明かし、リバビリのため当面の歌唱活動を休止することを報告していました。