二宮和也の華麗なる“アクション俳優”ぶりに「興奮した」「キレキレ」と沸く<ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~>
二宮和也、大沢たかお、中谷美紀がトリプル主演するドラマ「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)の第6話 が11月13日に放送された。誠司(二宮)の逃亡編、時生(大沢)のレストラン編、桔梗(中谷)の地方テレビ局編の絡み合いが本格化してきたなか、注目の一つが再び二宮が見せた“アクション俳優”の様相だ。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】知らない人からの電話を不思議に思う大沢たかお“時生” ■監禁された誠司の脱出劇が注目される 同ドラマは、人々が思い思いに過ごすクリスマスイブという“たった一日”の出来事を1クールかけて描く、謎と愛と奇跡の物語。 主人公は別々の人生を歩んできた、まったく関りを持たない3人の男女。記憶をなくした逃亡犯の勝呂寺誠司(すぐろじ・せいじ/二宮)、臆病で頑固な洋食店のシェフ・立葵時生(たちあおい・ときお/大沢)、地方テレビ局「横浜テレビ」の報道キャスター・倉内桔梗(中谷)だ。3人の物語が並行して進んでいき、最後に運命の交錯を果たす。 桔梗に本当らしき名を聞いて混乱しつつ自分のすべてを知っているだろう警視庁の蜜谷(江口洋介)と会おうとする誠司、誠司と街でぶつかったときにスマホが入れ替わってしまっていた時生、誠司が大学の後輩だったことが分かり独占インタビューを計画する桔梗。第6話は、スマホが鍵となって3人の物語がいっそう絡み合うことに。 そんななか、犯罪組織の幹部・安斎(米本学仁)に監禁されていた誠司が脱出を図るシーンが注目された。 ■殺人事件が起きた日の誠司の行動が一つ明らかに 誠司が組織の裏切り者なのではないかと疑う安斎。誠司が逃亡犯となったきっかけの事件で殺された組織の男は、蜜谷のことを追っていた。その蜜谷がひんぱんに訪れていた場所をつかんでおり、事件の日、蜜谷の1時間後に現れたのが誠司で、殺された男は「これから誠司と話をつける」と安斎に連絡していたのだという。 そんな安斎に誠司は自分を拉致した本当の理由を問い掛けた。 すると、その夜行われる予定の取引は、誠司のスマホに入っているアプリが必要で、そのアプリを開くための誠司の顔認証を自分の顔に変更するよう迫った。 ■絶体絶命のピンチから脱出を図る誠司 だが、誠司のスマホは時生のものと入れ替わっていたため、顔認証はおろか、パスコードを入力しても画面ロックを解除できず。「ダメだ、開かない」、そう言う誠司に、しびれを切らした安斎は拳銃を向けた。 その状況で誠司が口にしたのは、蜜谷と会う場所の情報を警察に流しており、そこに組織の人間がいれば、組織の何者かと警察がつながっている証だということだった。安斎が組織の一員に確認すると、その人物はその場所にいた。 しかし、安斎は5年前に突然現れて組織のトラブルをいくつも解決して活躍した誠司がいなくなれば、2代目となったミズキ(中川大志)もつぶれ、自分がトップになれるというのが真の狙いだった。 自殺に見せかけて殺そうとする安斎だったが、手錠でイスとつなげられていた誠司は密かにイスのネジを外しており、隙をついて安斎と、その一派の組織メンバーに襲い掛かった。 第1話で街中を駆け抜けた逃走劇に続いて、殴る蹴るの緊迫感あるアクションシーンを見事にこなした二宮に、ファンからはSNSで「アクション俳優ぶりがすごい」「キレキレだった」「かっこよすぎじゃないか」「あー興奮した」「スローでまた観よ」などと反響が。絶体絶命の中で響いた低音ボイスのクールさから華麗なアクション披露へと、物語を彩り、盛り上げた。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部