「ストレス解消法はサッカー観戦」テレ朝・三谷紬アナウンサーが涙をこらえきれなかった試合とは?
【思いつきが企画になるのが『ラブ!! Jリーグ』の懐の深さ】 ――スタッフの方々含め、とてもアットホームな撮影現場に感じました。 ファミリー感がすごく強くて、そこも番組の良さなのかなって思います。私の失敗もりんたろー。さんとせいやさんのおふたりは笑って突っ込んで、許してくれる(笑)。肩肘張らずにスタジオに座らせてもらっているのは、おふたりのつくる空気があるからだなって実感しますね。 3人で試合の取材に行くこともあるんですけど、一緒にスタジアムに行くとめちゃくちゃ楽しいんですよ。それこそ、取材先で選手を勧誘して、"せいや軍団"と"りんたろー。軍団"と架空のチームを作りあげようとしていますしね(笑)。 今年、パリ五輪が開催されることもあって、番組では多くの選手を取材させてもらっているんです。なかでも、藤田譲瑠チマ選手(シント・トロイデン)やFC東京の野澤大志ブランドン選手は何度も出ていただいてますね。野澤選手は活躍が認められてアジアカップの日本代表メンバーにも選ばれました。早くから応援し始めた選手が、どんどんサクセスストーリーを作っていくのもサッカーの楽しみのひとつですね。 ――取材もされて企画もご一緒するからこそ、余計に親近感が湧きますね。今後、選手たちとこんな企画をやってみたいというのはありますか? 当番組ってすごく変わっていて、コーナー数がたくさんあるんです。番組内で「これやりたいな」ってなんの気なしに発した言葉をスタッフさんが覚えていて、急にコーナーが始まったり(笑)。やりたい!っていうと何でも叶えてくれるんです。選手を焼肉に連れて行く企画「焼くんだJ」は、スタジオでせいやさんが「選手たちを焼肉に連れて行きたい」って言ったのがきっかけで実現したんです。 今日の収録でも「サウナ行きたい」や「ゴルフやりたい」って話が出てましたが本当にコーナーになっちゃうかも!? スタッフさんもフレキシブルにより選手と関係性をよくして我々出演者が楽しくできるような環境づくりをしてくれているんですよね。ありがたいです。 私はなんでも楽しめるので、せいやさんとりんたろー。さんがやりたいことをどんどん叶えていってあげたい。けど、そんな思いつきがリアルになるのが『ラブ!! Jリーグ』の良さであり魅力なので、どんどんやりたいことを発信して、Jリーグの魅力を広めていきたいです! 【Profile】三谷紬(みたに・つむぎ)1994年4月4日、千葉県佐倉市生まれ。2017年、テレビ朝日にアナウンサーとして入社。過去には『やべっちFC~日本サッカー応援宣言~』や『チャント!! Jリーグ』などのサッカー番組に出演し、"趣味サッカー観戦"という筋金入りのサッカーファン。2020年にはテレビ朝日の公式YouTubeチャンネル「動画、はじめてみました」では10kgの減量企画に挑戦し、570万回を超える再生回数を叩き出し大きな反響を呼んだ。現在は『ラブ!! Jリーグ』、『新日ちゃんぴおん!』などへのレギュラー出演他、バラエティ番組でも大活躍。
山本真由●文・取材 text by Mayu Yamamoto