【ESGまとめ読み】みずほFGの新融資、UBSバンカーが不満など
(ブルームバーグ): 押さえておきたい世界のESG(環境・社会・企業統治)主要ニュースをまとめ読み(3月30日~4月5日)。
古い不動産物件の環境性能アップ促進へ、みずほFGが新融資
みずほフィナンシャルグループは不動産向け融資で、物件取得後に実施した温室効果ガス削減の取り組みを評価して金利を下げる新たな融資を始める。借り手にインセンティブを提供することで、中古物件などの環境性能向上を促す狙い。
UBSバンカーが不満あらわ、気候ファイナンス巡る世界的対立
スイスの大手銀行UBSグループのバンカーであるジャドソン・バーキー氏は不満を抑えようとはしなかった。2月上旬のある日、霞が関にある金融庁で開かれた会議にバーキー氏はWebExを通じて参加した。
FRB、気候重視のグローバル金融ルールに待った
米連邦準備制度理事会(FRB)を中心とする米国の規制当局は、気候変動リスクをグローバルな金融ルールの焦点にするという動きに待ったをかけている。事情に詳しい関係者が明らかにした。
シティ、エネルギー顧客の42%が明確なネットゼロ計画持たず
米銀シティグループは、エネルギー部門の顧客の3分の1余りが、どのようにネットゼロを達成するかについて明確な計画を持っていないと、最新の気候報告書で明らかにした。
ゴールドマン、英従業員の男女賃金格差が拡大
ゴールドマン・サックス・グループの英従業員における男女間の賃金格差はここ6年で最大だったことが明らかになった。ウォール街屈指の金融大手である同行も優秀な女性人材の確保と獲得に苦労していることを浮き彫りにした。
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Satoshi Shizume