トリニータ、J2残留争い 残り4試合で1勝すれば優位に 渡辺新太が復帰「勝ちにつながるゴール決める」
大分トリニータはJ2リーグ17位と残留へ正念場を迎えています。残り4試合、残留争いからの脱出に向けて、チームに復帰したキャプテンの渡辺新太が意気込みを語りました。 【写真を見る】トリニータ、J2残留争い 残り4試合で1勝すれば優位に 渡辺新太が復帰「勝ちにつながるゴール決める」 シーズン終盤を迎える中、8勝12分14敗で17位に沈むトリニータ。J3降格争いに巻き込まれ、固く守ってからカウンターを狙う戦術に切り換えましたが、前節は長崎に1ー4と今季ワースト失点で敗れました。 (片野坂知宏監督)「前節非常に悔しい敗戦をしたので、まず簡単に失点しないこと。しっかりとした守備を整えてリズムをとり、カウンターを含めて迫力持って得点を取れるように精度と強度を上げていきたい」 リーグ戦は残り4試合。残留を争う18位の栃木が勝ち点差5に迫っていますが、残りの対戦カードを見ると、栃木は上位対決を2つ残しています。 トリニータが4試合のうち1勝、もしくは3分けの場合、勝ち点で栃木が上回るには3勝が必要になるため、負けないことが重要です。 (DF安藤智哉)「前から行くところ、ブロックで引くところ、ゴール前の攻防など局面局面のバトルになる。粘り強い守備で無失点に抑えるというのはこだわってやっていきたい」 ただ、今年はホームで17戦でわずか3勝と白星が少ないだけに勝利を見たいところ。得点数はリーグワースト2位ですが、キャプテンの渡辺新太が長い離脱から復帰し、ゴールを渇望しています。 (キャプテン・FW渡辺新太)「チームが勝つことが大事だし、そのためには得点をとらなければいけない。自分の仕事はそこだと思うので、勝ちにつながるゴールを取ることと、しっかり残留を決める。絶対勝ってサポーターのみんなと喜び合いたいと思います」 次節は10月20日、15位の水戸を相手にホームで白星を飾り、残留に向け前進することができるか注目です。
大分放送