【巨人】先発・戸郷翔征が5回までヒット許さず勝ち投手の権利 5回に泉口友汰の適時打で1点先制
◆JERA セ・リーグ 阪神―巨人(24日・甲子園) 現在1分けを挟み4連敗中のチームの“連敗ストッパー”として、エース戸郷翔征投手が、今季2勝を挙げている阪神戦に先発。5回までヒットを許さず無失点の好投で、勝ち投手の権利を得た。 1、2回はアウトすべてが飛球で3者凡退。3回は2死から、投ゴロを自ら一塁へ悪送球して走者を出したが後続を打ち取った。2番からの好打順だった4回は大山悠輔内野手を空振り三振に仕留めるなど3人で片付けた。 1点をもらった5回は先頭・糸原健斗内野手の一ゴロを岡本和真内野手がはじく失策で無死一塁となったが、前川右京外野手を遊飛、坂本誠志郎捕手を三ゴロ併殺打に打ち取り、5回まで無安打無失点。 戸郷の投球について杉内俊哉投手チーフコーチは「スピードも出ているし、テンポよく投げれているね。このままの調子で頑張ってほしい。ランナーが出たとしても粘り強く、先に点を与えず、投げていってほしいね」とコメントした。 ジャイアンツ打線は1、2回と先頭打者が出塁したが、いずれも1死から内野ゴロ併殺打に打ち取られ無得点。3回は1死から泉口友汰内野手が左前打、戸郷翔征投手が送りバントを決めて2死二塁としたが、丸佳浩外野手が左邪飛に倒れた。 5回に先取点。1死から7番でスタメン出場のオコエ瑠偉外野手が左前打で出塁。泉口友汰内野手の打席の3球目に盗塁を決め1死二塁とすると、泉口が2打席連続ヒットとなる左前タイムリーを放ち、オコエが生還。下位打線で1点を挙げた。泉口は18日の広島戦の2回にプロ初打点となる先制タイムリーを放ち、プロ入り2打点目も先制タイムリーと結果を残している。 戸郷の打席で阪神の先発・及川雅貴投手がアクシデントがあった様子で急きょ降板。2番手で漆原大晟投手が登板し、戸郷の送りバント、丸佳浩外野手が四球で2死一、二塁となったが、坂本勇人内野手は遊ゴロに倒れた。
報知新聞社