セリの収穫盛ん 豊富な湧き水を利用 根も食用に 岩手・北上市
岩手めんこいテレビ
岩手県北上市では年末年始に需要が高まるセリの収穫が最盛期を迎えています。 北上市の江釣子地区では豊富な湧き水を利用したセリの栽培が行われています。 父親からセリ畑を受け継いだという菊池寿幸さんも需要が高まる年末年始に合わせて12月10日ごろから収穫を始めました。 セリは水中に根を張って成長しますが、雪が降るこの時期でも湧き水によって水温は12度ほどに保たれています。 2024年は雪の量が少なく生育は順調で、菊池さんは40センチほどに育ったセリを根元から引き抜いて収穫していました。 菊池寿幸さん 「やわらかいシャキシャキ感とみずみずしさ(が自慢)、自画自賛かもしれないが香りが良い」 セリは葉や茎だけでなく根の部分も食用となるため、菊池さんは流れ出る湧き水を使って丁寧に泥を落としていました。 セリの収穫は2025年1月中ごろまで続けられ県内のスーパーなどで販売されるということです。
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