海外ドラマ『NCIS ～ネイビー犯罪捜査班』最新シーズン21、日本初放送 追悼エピソードも
2003年に放送を開始して以降、20年以上にわたるロングランシリーズとなっている犯罪捜査ドラマ『NCIS ～ネイビー犯罪捜査班』シーズン21が、「Dlife」（ディーライフ※旧：FOX）で26日午後10時より日本初放送される。 【画像】2023年9月に亡くなったデヴィッド・マッカラムさん ワシントンD.C.を拠点としアメリカ海軍に関する事件を捜査するNCIS（海軍犯罪捜査局）で、メンバーたちが活躍する姿をスリリングに描く。 NCIS を率いるのは、元FBI のオールデン・パーカー（ゲイリー・コール）。徐々にチームに馴染み、経験の豊富さを活かし頼れる存在に。特別捜査官ティモシー・マクギー（ショーン・マーレイ）は、マサチューセッツ工科大卒の秀才で若干オタク気質だが、コンピューターの知識では誰にも負けない人物だ。 そのほか、一匹狼で気まぐれな潜入捜査のプロ、ニコラス・トーレス（ウィルマー・バルデラマ）、元REACT 特別捜査官のジェシカ・ナイト（カトリーナ・ロー）、科学分析官のケイシー・ハインズ（ディオナ・リーズンオーヴァー）、そして検視官のジミー・パーマー（ブライアン・ディーツェン）など、捜査チームには個性豊かなメンバーがそろう。 麻薬・汚職・テロ・暗殺未遂など国家を脅かす凶悪な犯罪が次々と発生する中、科学や頭脳を駆使して事件解決へと導く緻密なストーリー展開、個性的なメンバーたちの軽快な会話の応酬で人気を博している。 シーズン20の最終話、トーレスはロシアのテロ攻撃を阻止するために刑務所に潜入、その任務中に偶然ある男性を見かける。実はその男性に長年憎みを持っていたトーレスは、潜入捜査が終わるとその男の家に侵入し彼を待ち伏せ、「お前の死を見守ることを長年望んでいた」と銃を手に取るが…。トーレスは本当に彼を撃ってしまったのか？そしてこの男の正体は？シーズン21は衝撃の展開から幕を明ける――。 LA、ニューオリンズ、ハワイ、シドニーと、多くのスピンオフ作品もあり、アメリカでは4月15日に放送されたシーズン21の第7話でついにシリーズ累計1000話という偉業を達成。この記念すべきエピソードには、『NCIS:LA ～極秘潜入捜査班』のケンジー・ブライ役ダニエラ・ルーアと、『NCIS: ハワイ』のジェーン・テナント役ヴァネッサ・ラシェイがゲスト出演する。また、長年のファンのために、過去へのオマージュがたっぷり描かれている。 ■ダッキー役デヴィッド・マッカラム氏の追悼エピソード 2023 年9 月、検視官ドナルド・“ダッキー”・マラードを演じたデヴィッド・マッカラム氏が90歳でこの世を去ったとの訃報が届いた。これを受け、今シーズンの第2話はダッキーの追悼エピソードとなっている。オリジナルキャストとして20年にわたってNCISを支えたダッキーが、チームと最後にもう一度事件を解決する姿は必見だ。 なお、同エピソードではダッキーとは特に深い絆を持つジミー・パーマーを演じるブライアン・ディーツェンが脚本に携わっているほか、シーズン13で降板したトニー・ディノッゾ役のマイケル・ウェザリーがゲストとして出演。ダッキーと、彼を演じたデヴィッド・マッカラム氏の優しく愛にあふれる人柄を感じるエピソードとなっている。
