サッカー国際試合で化学テロを想定-デンカビッグスワンで100人以上のケガ人想定した救助訓練【新潟】
サッカーの試合などで多くの観客が集まる『デンカビッグスワンスタジアム』で、大規模な救助訓練がありました。 【動画】サッカー国際試合で化学テロを想定-デンカビッグスワンで100人以上のケガ人想定した救助訓練【新潟】 化学剤がまかれ、100人以上のケガ人が出た時の対応を消防などが確認しました。新潟市のデンカビッグスワンで行われた訓練には、新潟市消防局や警察など約230人が参加しました。 4万人規模の観客がいるサッカーの国際試合で、不審者がサリンと思われる液体をまいた想定です。約110人のケガ人などが発生し、防護服を着た消防隊員が化学物質を検知して安全な場所に移動させる手順を確認しました。 ■髙橋泉アナウンサー 「傷病者の除染作業が行われています。テントで服を脱ぎ、あちらでは水で洗い流すなど、それぞれに合った方法で化学物質を取り除いています。」 重症度に応じて処置をするなどm消防と警察・災害派遣医療チームの「DMAT」が連携を確認しました。 ■新潟市消防局 大泉敏一消防局長 「今後も、新潟市で大きな国際会議やビッグイベントに対応できるように訓練を継続していきたい。」 新潟市消防局は、今後も想定を変えながら訓練を重ねるとしています。