気になる名前のバンド「彼女 IN THE DISPLAY」が来春メジャーデビュー
福岡を拠点に活動する5人組ロックバンド"彼女 IN THE DISPLAY"が2018年春に日本コロムビア内のレーベル・TRIADよりメジャーデビューする。 25日、東京・渋谷 TSUTAYA O-Crestで開かれた「GOLD EXPERIENCE REQUIEM TOUR」ファイナル公演のアンコール時にステージ上で、メジャーデビューを告げられたファンは歓喜の声を上げた。
メジャーでも、インディーズっぽく、支えてくれたファンに感謝の心、忘れない
「メジャーにいっても俺らは俺だからな!」「メジャーバンドいち、インディーっぽくいきたいと思いますので、よろしくお願いします!」
力強いパフォーマンスと熱いロック魂を見せつけたライブでは、これまでの道のりを支えてくれたファンに向けて本気のメッセージを投げつけた。応援しているロックバンドがビッグになるのはうれしいが、離れて行ってしまうのではないかという不安もある。しかし、このステージ上で「これからも精進していく」などと謙虚な言葉が際立ち、原点を忘れないことを約束してくれた。
2010年バンド結成。13年、アルバム『GOLD EXPERIENCE』リリース以後、自主主催ツアーや大型イベントやフェスなどで全国的に話題となり始めた。 7年目となる今年10月18日にリリースしたミニアルバム『GOLD EXPERIENCE REQUIEM』の中から「[1959]」が10月度の「CDTV」(TBS系)エンディングテーマに、「アカネ」が12月15日から配信の『僕だけがいない街』(Netflix オリジナルドラマ)エンディングテーマに採用されるなど、大躍進の年となった。
不思議なバンド名の由来は?
アルバム名、曲名は、『ジョジョの奇妙な冒険』のスタンドの名前に由来するものがちらほら。そして独特のポーズをキメたアーティスト写真だが、メンバーが原点回帰の“ジョジョ立ち”をしている。バックには天神、博多駅の表示が。これは彼らの、“福岡を背負って立つ”という意気込みが表現されているという。 ちなみに"彼女 IN THE DISPLAY"というバンド名は、彼女は画面の中="俺の彼女はアニメのヒロイン”、という意味。ジョジョ好き、アニメ好きを公言している。 来春のメジャーデビューについての詳細発表はまだ待たなくてはいけないが、これからが最も楽しみなバンドの1つとなりそうだ。