プロ初ゴールの京都サンガ 佐藤響選手が24歳の誕生日!「プレゼントをチームメイトからもらった!」
前節、プロ初ゴールを挙げた佐藤響選手は3月に24歳になったばかりのプロ4年目です。 昨シーズン、サガン鳥栖から完全移籍し、26試合に出場しました。 また流通経済大学時代には、当時コーチだったチョウ監督の薫陶を受け才能が開花、選手としての礎を築きました。 そんな佐藤選手のプロ初ゴールに迫ります。 横浜F・マリノス戦の序盤、サンガサポーターにとって、悪夢のような時間になりました。 先制点を奪われると、その後、アピアタウィア久選手の一発退場。 相手より一人少ない10人で戦うことになります。 前半30分には、2点目を献上。 ため息が聞こえてきそうな展開になりましたが、あきらめず攻守に渡って活躍する選手がいました。 今シーズン初先発、左サイドバックで出場した佐藤響選手です。 類まれな運動量と状況判断。 この試合、佐藤選手は積極的に前線に駆け上がり、シュートを放ちます。 【声】京都サンガ 佐藤響 選手 「いつスタメンで起用されても良いように、日頃の練習から準備をしている。 準備ができていたので気持ちもいい感じで試合に臨めた」 いい準備ができていたという佐藤選手は、前半終了間際の45分、原選手のクロスに反応して得点に結びつけます。 これが記念すべきプロ初ゴールになりました。 【声】京都サンガ 佐藤響 選手 「勝つために試合をしている。 雨のなかサポーターが来てくれて・・・ふがいない姿を見せられない。 前に行く姿勢をどんどん見せていこうと考えていた。 そのプレーがゴールにつながって良かった」 このゴールに対してチョウ監督は? 【声】京都サンガ チョウ監督 「秀でたものがない選手でも、背が低いとかスピードがないとか、それぞれの状況があるが、努力次第で何とでもできることを証明したゴールだと思う」 チョウ監督が賛辞を送った佐藤選手のプロ初ゴール! しかし、試合後、佐藤選手に笑顔はありませんでした。 【声】京都サンガ 佐藤響 選手 「(試合後)少し複雑な感情だった。 絶対に勝ちにもっていける。 試合だと思っていたので、正直うれしかったですが、悔しさしかなかった」 プロ初ゴールから4日後、佐藤選手は24歳の誕生日を迎えました。 【声】京都サンガ 佐藤響 選手 「プレゼントも何人かのチームメイトからもらった。 平戸選手から食事に、おいしい焼肉を! 宮本選手からスニーカーを、あと洋服をもらった! それも平戸選手から! 福田心之助選手からはメガネをもらった」 最後にサポーターのみなさんへメッセージです! 【声】京都サンガ 佐藤響 選手 「勝利することがサポーターのみなさんにとって、一番うれしいことだと思う。 毎試合毎試合 勝利を届けられるように全力を尽くしてがんばります」