ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃、「恐ろしいほど」王位に近づいていることに重圧を感じる
2月にがんだと診断されたことを公表、公務を休んで治療に取り組んでいるチャールズ国王。ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は自分達が「恐ろしいほど」王位に近づいていることに不安感を感じているという。ジャーナリストのティナ・ブラウンが新聞「ニューヨークタイムズ」に書いている。 【写真】そっくりコーデで一騎打ち! キャサリン皇太子妃とメーガン妃の“かぶっちゃった”ファッションを比較
キャサリン皇太子妃も先月がんの診断を受けたことを告白、予防的措置として化学治療を進めていることを明らかにした。ブラウンによると「皇太子夫妻はこれから数年間、人目に晒されないように子育てすることを望んでいた。しかしその矢先に王位に着くことが間近に迫ってきた」。そのことが皇太子夫妻に「多大なストレスを与えている」とブラウンは分析、「その見込みに2人は強い不安感を感じていると聞いている」とも。
ブラウンは皇太子たちが感じているプレッシャーは即位に関するものだけではないと改めて指摘。ヘンリー王子とメーガン妃との関係や、性犯罪者のジェフリー・エプスタインとの関連で批判を浴びるアンドルー王子の存在も皇太子夫妻に「どうしようもないほどの重圧を与えている」と分析している。ブラウン曰く「皇太子妃は皇太子に次いで最も人気のあるロイヤルだ。王室の未来は1本の糸で繋がっている状態。そしてその糸が皇太子妃だ」。
もちろん皇太子も小さい頃から王位につく準備をしてきた。しかし「早すぎる責任の津波」は皇太子夫妻にとって重荷になるだろうとブラウンは書いている。がんを公表するメッセージの中で「仕事は喜びだけれど、まずは治療に専念しなくてはなりません」と話していた皇太子妃。プレッシャーに苦しまずに治療に打ち込めることを祈りたい。