日本初のスクランブル交差点に記念碑 熊本市の子飼交差点 地元住民ら除幕式
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日本初のスクランブル交差点として知られる熊本市中央区の子飼交差点に、「スクランブル交差点発祥の地」をPRする記念碑が4日、設置された。地元の碩台校区と黒髪校区の自治協議会が建てたもので、除幕式に参加した碩台小児童や地域住民ら約50人が完成を祝った。 同交差点は、旧国道57号(県道熊本菊陽線)や、子飼商店街へ向かう路地などが交わる5差路。近くの熊本大や小中高校に通う歩行者らの安全を守るとともに、交通渋滞解消のため、1968年12月に設置された。記念碑は高さ110センチ、18センチ四方の四角柱。交差点の歴史的な価値をあらためて認識してもらうことで、地域活性化に生かす。 式では、碩台校区自治協議会の森義久会長が「念願の記念碑を建立できてうれしい」とあいさつ。黒髪校区自治協議会の秋山高宏会長が、交差点の歴史を紹介した。(諌山美羽)