春高バレー千葉県代表は? 2、3日の最終ラウンドの展望 男子は習志野最有力
「春の高校バレー(春高バレー)」として来年1月に行われる「第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会」への出場権をかけた千葉県代表決定戦(千葉県バレーボール協会、産経新聞社など主催)の最終ラウンドが2、3日に開催される。12地区で行われた1次ラウンド、さらに全国高校総体県予選の上位8チームも参加した2次ラウンドを突破した男女各8チームで千葉県代表の座を争う。 ■男子 優勝の最有力候補は、実力ナンバーワンとの呼び声が高い習志野。前年度からチームの主力で抜群の運動能力とキャリアを持つオポジット(セッターの対角に位置する選手)の菅原、キャプテンでセッターの谷の2人を中心としたチームだ。 習志野に対抗するのは、今年の全国高校総体県予選で習志野をフルセットまで苦しめた市立船橋。セッター村上、エース増田を中心とした試合運びが注目される。 また、東京学館船橋は下級生が多いながらも爆発力のあるバレーを展開、2校を脅かす存在といえる。 ■女子 敬愛学園を筆頭に、習志野、市立船橋、市立柏がチャンスをうかがうという構図。敬愛学園は新人戦、関東予選、全国高校総体県予選を全て制覇するなど、実績は申し分ない。 しかし、全国高校総体県予選では習志野のエース結束が全日本ユースで試合を欠場するなどの事情もあり、結束がチームにいる習志野がどんな試合を展開するかにも注目が集まる。 また、市立船橋、市立柏もチームの戦力として補強が充実しており、上を狙えるチャンスは十分にある。