まさかの指名に”騒然”…ドラフト「強行指名」された逸材(4)タイガースからの”下位指名”で
「2024年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が、10月24日に開催。かつてはドラフト会議を巡り、リスクを承知の上で強行指名に踏み切る事例もこれまでに発生した。そこで今回は、ドラフト会議で強行指名された選手を紹介する。
俊介
出身:福岡県 投打:右投右打 身長/体重:178cm/77kg 生年月日:1987年8月17日 阪神タイガースのスーパーサブとして活躍した俊介。順位次第では、社会人野球へ進むことを考えていた。 広陵高から近畿大に進学すると、1年時からレギュラーに定着。計5回ベストナイン(外野手4回、三塁手1回)に輝くなど、傑出の実績を残した俊介。特に3年春のリーグ戦では打率.347、2本塁打、12打点、4盗塁をマークし、MVPにも輝いた。 その後、プロ志望届を提出。3位以下なら社会人入りも視野に入れていたが、阪神がドラフト5位で指名。予想外の指名とだったが、度重なる交渉の末に入団を決断。縦縞のユニフォームに袖を通した。 プロでは、ルーキーイヤーから開幕一軍入りを果たし、キャリアハイの124試合に出場。即戦力としての期待に応えた。 最終的に阪神一筋で12年間プレーした俊介。規定打席に到達したことは1度もなかったが、主に守備固め・代走として貴重な戦力となった。
ベースボールチャンネル編集部