女性に飲酒運転させ事故偽装、示談金名目で現金脅し取る 岡山南署、恐喝容疑で男2人逮捕
飲酒運転させた車に追突する事故を偽装して示談金名目で現金を脅し取ったとして、岡山南署は24日、恐喝の疑いで岡山市中区、建設作業員A男(24)、同市南区、会社員B男(29)の両容疑者を逮捕した。 2人の逮捕容疑は共謀して1月19日、女性アルバイト(26)=岡山市北区=に飲食店で酒を飲ませた後に軽乗用車を運転させ、同市南区の市道で別の車を追突させる事故を起こした上で、示談金として20、21日に現金計120万円を脅し取った疑い。 同署によると、両容疑者は友人同士。B男が酒を飲ませ、A男が追突事故を起こす役割だった。B男の知人でもある女性に当時、A男は「飲酒ってやばくないですか」、B男は「ばれたら捕まるし、示談にしてもらえるならしてもらった方がええ」と言ったという。 同署は2月24日に女性から相談を受け、捜査していた。いずれも容疑を認めている。