中日・松山晋也、魂の10球勝負 広島・矢野ねじ伏せた真っすぐ「野球の神様を信じて内角へ投げました」
◇21日 中日1―0広島(バンテリン) ガッツポーズして、もう1回ガッツポーズした。中日・松山晋也の出番は1点リードの8回。2死一塁で広島・矢野。フルカウントから150キロ高め真っすぐでねじ伏せて無失点で切り抜けた。 「外の真っすぐはカットされましたし、(打者が)落ちるボールはケアしていると感じました。野球の神様を信じて内角へ投げました。信じてよかったです」 魂の10球勝負。2ストライクから3球連続でフォークを投げた。途中出場の捕手・加藤匠がベース板の前でバウンドするボールを前に落としてくれた。そこから3球連続で真っすぐをしのがれてた。10球目でバットは空を切る。軍配は松山に上がった。 ルーキーから2年連続で30試合登板となった。17ホールドはリーグトップの巨人・西舘、阪神・桐敷を1差で追う。
中日スポーツ