井岡一翔と王座統一戦のIBF王者マルティネス、急激な減量に「明日、体重計に勝たないと」
プロボクシングIBF世界スーパーフライ級王者フェルナンド・マルティネス(32=アルゼンチン)が急激にウエートを落としてきた。7日、東京・両国国技館でWBA世界同級王者井岡一翔(35=志成)との2団体同級王座統一戦を控え、6日には都内のスタジオで調印式、グローブチェックに登場。今年4月のカード発表会見以来となる井岡との再会を果たしたマルティネスは「(今日の井岡に)印象は特にない。2人とも戦士。自分に集中している。調整も最終段階にある。コンディションは最高で、非常に仕上がりには満足している」と手応えを口にした。 3日に行われた公開練習よりもほおがほっそりした印象となったマルティネスは約2日間で約2キロほどウエートを落としたという。 「リミット(52・1キロ)に近づいている。明日の計量をパスすること、体重計に勝たなければならない」と前日計量クリアに向けても集中している様子だった。 4日には、マルティネスが契約を結ぶ元世界2階級制覇王者マルコス・マイダナ・マネジャー(40=アルゼンチン)が来日。調印式の席上にも一緒に並んだ。 技術面の指導は担当のロドリゴ・カラブレッセ・トレーナーに一任しているとしたマイダナ氏は「特に(マルティネスに)助言は必要ない。ロドリゴ氏が全部作戦を練り、練習そてきた。私は試合を観るだけでいい」と万全の調整に太鼓判。マルティネスにとっては大きな「援軍」となりそうだ。