賞金使い道は「妹達の学費」八村塁キャリア初タイトル レイカーズが初代王者
◇NBAインシーズントーナメント決勝 レイカーズ123-109ペイサーズ(日本時間10日、Tモバイル・アリーナ) 【画像】準決勝では2ケタ得点をマークした八村塁選手 今季から新設されたNBAの『インシーズン・トーナメント』で決勝まで駒を進めたロサンゼルス・レイカーズ。決勝ではインディアナ・ペイサーズに勝利し、初代王者に輝きました。 レイカーズはチームの中心であるレブロン・ジェームズ選手が24得点11リバウンド、アンソニー・デイビス選手が41得点20リバウンドの大活躍。八村塁選手は前半に3ファウル取られたこともあり、8分間の出場で0得点2リバウンドでした。 試合後のセレモニーでは、今大会MVPに選ばれたレブロン選手の横で、笑顔で優勝の喜びに浸っていた八村選手。そしてNBAのX(旧Twitter)では、ロッカールームでレブロン選手と八村選手がダンスで勝利のセレブレーションをしている様子も上がりました。 試合後の取材で八村選手は「初めての大会だったけど、勝てたことに僕たちもうれしい。優勝するうれしさという気持ちが沸いたことは、これからのシーズンにつながっていくんじゃないかなと思います」とコメント。また優勝賞金として選手1人当たりに50万ドル(約7200万円)の使い道について聞かれると「妹達のカレッジチューイション(学費)ですね」と答えています。 鼻骨骨折で一時離脱し、コンディションはまだ万全ではないとのこと。この日もフェイスガードをつけての出場となっていた八村選手。「まだ手術後の残りがあるので、そこがまだ体に結構影響が出ている。またしっかり調子を戻してリズムを直していきたいなと思います」と話しました。