「状況は一変した」マンUが負傷の影響でバイエルンからDF2人を引き抜きか?「さらなる選手獲得を示唆、シーズンの成功の鍵」
昨季プレミアリーグ8位と名門にとっては受け入れることができない結果に終わった、マンチェスター・ユナイテッド。今季の復活に向けてすでに補強を精力的に進めているが、さらなる選手獲得に動く可能性があるようだ。英メディア『TEAM TALK』は現地時間5日に、同クラブが獲得に動く選手とその理由について報じている。 【動画】マンチェスター・ユナイテッドの逸材が決めたスーパーゴール! ユナイテッドは今夏の移籍市場において、ボローニャからFWジョシュア・ザークツィーを4250万ユーロ(約68億円)、リールからDFレニー・ヨロを6200万ユーロ(約99億円)で獲得した。 しかしプレシーズンマッチのアーセナル戦において、ヨロは負傷の影響で35分に途中交代。『The Athletic』は、中足骨の負傷で同選手が3カ月程度の離脱になることを伝えていた。 『TEAM TALK』は、「ハリー・マグワイア、ヴィクトル・リンデレフ、リサンドロ・マルティネスといった他のCBの選択肢があるため、そのポジションにもう1人選手を加える必要は特にないように思えるが、ヨロの新たな負傷により状況は一変した」と指摘し、クラブがCBで新たな選手を獲得する可能性が高まったと言及している。 そして名前があがっていたのが、今夏常に噂にあがっていたバイエルン・ミュンヘンに所属するDFマタイス・デ・リフトとヌサイル・マズラウィだ。移籍専門記者のファブリツィオ・ロマーノ氏は、2選手獲得のためには約6000万ポンド(約114億円)かかると伝えていたが、クラブは5000万ポンド(約95億円)以下での獲得を試みているようだ。 同メディアは、「ユナイテッドにとって、これを可能にするためには右SBのアーロン・ワン=ビサカを放出する必要があり、ウェストハムと交渉中である」と述べた上で、「エリク・テン・ハーグ監督はプレミアリーグの新シーズンに向けてさらなる選手獲得を示唆しており、その獲得が今後のシーズンの成功の鍵となるだろう」と、名門クラブの移籍戦略と新シーズンの展望を伝えていた。
フットボールチャンネル編集部