（左から）橋口亮輔監督、内田慈、江口のりこ、古川琴音、青山フォール勝ち

　女優の江口のりこ（44）が19日、都内で行われた映画「『お母さんが一緒』完成披露上映会　舞台挨拶」に監督の橋口亮輔（61）と女優の内田慈（41）、古川琴音（27）、お笑いコンビ・ネルソンズの青山フォール勝ち（38）ら共演者とともに登壇した。 　同作は、親孝行のつもりで母親を温泉旅行に連れてきた3姉妹が、あるきっかけでお互いを罵倒する修羅場に発展していく物語。家族だからこそ募る不満やいらだちをユーモラスに描いたホームドラマだ。 　3姉妹の長女役を演じた江口は、見どころの修羅場のシーンについて「一室に閉じこもって何日も何日もやっていたので、とても大変でした」と告白。次女役の内田も「乱闘とかもあったので、とにかくケガだけはしないようにと…」と振り返った。 　映画内では激しいけんかシーンがありつつも、共演者同士の仲は良かったようで、橋口監督も「4人ともチームワークが良くて。いつの間にこんなに仲良くなったのって」と驚きの表情を見せた。 　しかし内田が「オフの日があって。琴音ちゃんと私は温泉に行ったりしたんですけど、江口さんは『1回ちょっと自宅に帰りたい』って言って帰った」とまさかの事実を明かすと、「すみません」と苦笑いを浮かべた。