8月11日から人形劇フェスティバル開催 南房総(千葉県)
南房総市の夏のイベント「第34回南房総人形劇フェスティバル」が、8月11日から同市とみうら元気倶楽部で開催される。11日から16日までは子ども向け、“千秋楽”となる18日には文楽が行われる。チケットは元気倶楽部で取り扱うことになっており、7月5日から予約開始となる。 同市教育委員会が主催、NPO法人富浦エコミューゼ研究会が主管、同市観光協会などが後援し、夏休みに合わせ、たくさんの子どもたちに楽しんでもらおうと続けられている。 11日から16日までは子ども向けで、時間はいずれも午後2時から3時まで。各劇団による人形劇が上演される。前売り券は700円、当日券は900円となっている。 また、18日には文楽が上演される。午後2時からの昼の部と、7時からの夜の部の2回公演で、演目は「妹背山婦女庭訓金殿の段」。太夫は豊竹呂勢太夫、三味線は鶴澤藤蔵、人形が桐竹勘十郎、吉田勘彌、吉田簑紫郎他、おはやしは仙波大明、福原徹彦、仙波宏多。「文楽の魅力」と題し、文楽の仕組みやルール、見どころの説明もある。 前売り券は2800円、当日券は3300円。 詳しい問い合わせは、とみうら元気倶楽部(0470―33―3411)へ。 文楽以外の公演演目、出演者は次のとおり。 ▽11日=「長ぐつをはいたねこ」(オフィスやまいも、劇団貝の火) ▽12日=「ヘンゼルとグレーテル」「ふしぎなお家」(オフィスやまいも) ▽13日=「コミック・モモタロー」(糸あやつり人形劇団みのむし) ▽14日=「おむすびころりん」(劇団かかし座) ▽15日=「がんばれローラーくん」など(人形劇団プーク) ▽16日=「てぶくろを買いに」「うさぎとかめ」(劇団貝の火)