ニューヨーク地下鉄で銃発砲 夕方のラッシュで1人が死亡
ニューヨーク、ニューヨーク州、2月13日 (AP) ― 夕方のラッシュアワーが始まろうとするニューヨーク市内の地下鉄駅で2月12日、銃撃事件が発生し、1人が死亡、5人が重軽傷を負った。 12日の午後4時半ごろ、市内の小学校の帰宅時間と、夕方のラッシュアワーが重なる時間帯に、ブロンクス区の高架線駅で発砲事件が発生した。 警察の発表によれば、2組の10代のグループが車内で口論となり、ヤンキースタジアム近くの駅で発砲があり、30代の男性が死亡。14歳の少女と15歳の少年を含む5人が負傷、4人が重体で最寄りの病院に救急搬送された。 警察は高架駅と周辺を封鎖して証拠を採取、手掛かりをもとに発砲したとみられる少年の行方を追っているという。 地下鉄での暴力は、近年相次いだ事件後に急増したが、全体的には、ニューヨーク市の犯罪は新型コロナウイス感染症拡大の絶頂期に急増して以降激減している。 市内全域で銃撃された人の数は、2022年と比べて昨年は39%減少した。地下鉄での殺傷事件も昨年は10件から5件に減少した。 (日本語翻訳・編集 アフロ)