鳥インフルエンザの発生を想定した訓練が16日岩手県一関市で行われ、岩手県や一関市の関係者らが被害を最小に抑えるための防疫対応を確認しました。 【写真を見る】鳥インフルエンザ発生を想定　埋却処理訓練　岩手・一関市 一関市内の養鶏場で行われた訓練には県や市、建設協会の関係者らおよそ80人が参加しました。 訓練は一関市内の養鶏場で死亡したニワトリの簡易検査を行った結果、陽性が確認されたとの想定で行われました。 鳥インフルエンザの発生から72時間以内に行う事が目標とされている埋却処理の訓練が行われました。 訓練に参加した関係者は防護服を着用した後、敷地内に掘られた埋却する溝に消毒のための消石灰を撒いたりビニールシートを敷き詰めたりして、防疫対応の手順を確認しました。 （加藤勝洋・県南広域振興局一関総務センター所長） 「これから鳥インフルエンザの発生が本格化するシーズンがやってまいりますので、その前にこういった訓練がしっかり出来て良かったと思います」 県内では2022年2月から2023年3月までに3件の高病原性鳥インフルエンザが確認されています。