浄水場の補修工事めぐる収賄容疑で逮捕「阪神水道企業団」主査の男 勤務先でわいろ受け取ったか
読売テレビ
浄水場の工事をめぐる汚職事件で逮捕された「阪神水道企業団」の職員が、勤務先でわいろを受け取っていたとみられることがわかりました。 15日送検された「阪神水道企業団」の主査、奈良猛容疑者(46)は今年9月、浄水場の補修工事をめぐり土木業者に便宜を図った見返りに、現金20万円を受け取った疑いがもたれています。 その後の捜査関係者への取材で、現金の受け渡しは奈良容疑者が勤務する尼崎市内の浄水場で行われていたとみられることが新たにわかりました。 奈良容疑者は、事前に見積りをとる手続きの中で業者側が提示した金額をもとに入札予定価格を決め、業者が落札しやすいように便宜を図った可能性があり、警察が詳しい経緯を調べています。