宜野湾市長選、3氏が届け出 普天間巡り論戦、前職死去
米軍普天間飛行場を抱える沖縄県宜野湾市長選が1日告示された。前市長死去に伴う選挙。新人の元市議桃原功氏(65)=立民、共産、社民、沖縄社大推薦、新人の会社社長比嘉隆氏(47)、元市長佐喜真淳氏(60)=自民、公明推薦=の無所属3人が届け出た。名護市辺野古移設の是非など普天間の危険除去策を主要争点に論戦を交わす見通し。投開票は8日。 桃原、佐喜真両氏は普天間の早期運用停止や返還を求める立場は一致している。辺野古移設を巡っては、反対派の玉城デニー知事を支える勢力「オール沖縄」が擁立した桃原氏は反対し、前市長の路線を継承する佐喜真氏は容認。比嘉氏は賛否に言及しない方針。