【ロッテ】プロ初勝利を挙げた田中晴也が500万円増の年俸1100万円でサイン 佐々木朗希の“穴”を埋めタイトル狙う「新人王の資格も残っている」
ロッテの田中晴也投手が19日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、500万円増の年俸1100万円でサインした。 「とにかく今年1年間は1軍でより多くの経験することが目標だった。1軍初登板できたし、2試合目にプロ初勝利もあげられた。けがもなく完走できたし、自分ではうまくいったシーズンだったと思います」 日本文理高からドラフト3位で2023年に入団した田中晴は、プロ2年目の今季、1軍にデビュー。先発した7月3日の日本ハム戦で5イニングを自責点0に抑えてプロ初勝利を挙げるなど、4試合に登板して1勝1敗、防御率1・80の成績だった。 プロ2年目の今季は吉井理人監督の育成プランにより、投球回数を20イニングまでに抑えられていた。ロッテは今オフに今季10勝の佐々木朗希投手がポスティングシステム(入札制度)を利用して米大リーグに挑戦することを容認。先発投手陣に大きな穴があく来季は大きな飛躍を期待されている。「来季は1年間1軍で完走することが目標。新人王の資格も残っているのでそこは狙っていきたい。(松本球団)本部長からも2桁勝てるぐらい頑張ってほしいと言われているので、2桁が目標になってくる」と語った。
中日スポーツ