中国で“車暴走”死者35人…拘束の男、離婚後の財産分与に不満か 現場では報道規制、献花も撤去
渡辺記者 「地元の当局でしょうか。今、制止にあっています」 現れたのは、“地元の政府関係者”と名乗る人たち。私たちが撮影していた場所は、通常、撮影許可はいらないはずですが… 「撮らないで、お願いだから」 渡辺記者 「傘でおおって、撮らせないようにしているのでしょうか。そんなに雨は降っていないですけど…」 「もういいでしょう。帰って、帰って」 渡辺記者 「なんでダメなんですか?」 「ここで作業していて、必要であれば、市の広報に連絡してください。作業の邪魔をしないでください」 渡辺記者 「作業って?」 「内部の作業で、詳細は控えます」 ダメな理由は、“作業”の一点張り。現場を見ていると、その作業でしょうか…? 渡辺記者 「市民が供えた花束、どこかへ持っていかれている。撤去されていきます」 13日、手向けられた多くの花束が、完全に撤去されています。悲しむ人たちの思いは─。
日本時間13日午後4時頃、中国政府は事件について、こう述べました。 中国政府 「すでに作業グループを派遣し、現地での対応を指導している。負傷者の治療・事件の捜査、社会面の予防コントロールなどの業務に全力を尽くしている」 ◇ ここ数か月、無差別とみられる事件が相次いでいる中国。政府は、「いかなる違法な暴力行為も絶対に容認せず、あらゆる外国人の安全を保障する」としています。