大谷翔平、プレーオフの大舞台でも緊張せず… 「そのために小さい頃から練習してきた」 ドジャース同僚からは「初めてだもんな」とイジられる
ドジャースの大谷翔平選手が5日(日本時間6日)に開幕するパドレスとの地区シリーズを翌日に控えた4日(同5日)、本拠地で会見した。 ◆大谷翔平の妻・真美子さん、デコピンを抱きながらガッツポーズ【写真】 高揚感はあっても、気負いはない。大谷は待ち望んだ大舞台を前に、通常の試合後の会見とは違ってうれしさがにじんだ。遠足の前の子供のような、感情だったか。 米記者から英語で「初めてのプレーオフでナーバスになっているか」と聞かれ、「NO」と即答。会見場は笑いに包まれた。緊張しない理由は大谷らしかった。「そのために小さい頃から練習してきて、こういう舞台でプレーしたいという思いでやってきた。楽しみというのが一番大きい」。 初のプレーオフ出場に、チームメートから「お前初めてだもんなといじられる」と笑った。ワイルドカードシリーズのパドレス戦をチームで観戦し、決起集会を開くなど一丸となっている。大谷は「同地区の相手なので、なおさらチームの士気は高い」と語った。 メジャーに渡ってから、ポストシーズンはこれまでずっとテレビでの観戦だった。あまり過去を語りたがらない大谷が、思い出を口にした。「ドジャースが優勝した時も見ていた。あの時はシアトルで練習しながら見てていた。手術明けで、病室で(ポストシーズンを)見たのも覚えている。悔しい思いの方が強い」。大舞台にいない自分を悔やんだが、今年は違う。青のユニホームを着て、大暴れする準備はできている。(写真はAP)
中日スポーツ